お尻や股に出来物があると気になってしまいませんか？特に、座ると調度イスに触れるお尻の部分に、出来物ができているときは、ひどくならないか心配であったり、鈍い痛みがあったり、早く治したいと思うものです。まず、市販薬を使用してみましょう。お尻や股の出来物を早く治したいと思っている場合に効果を持っていると言われている軟膏があります。
軟膏・薬の選び方ポイント
化膿しているお尻の出来物の場合、菌を殺菌することがポイントとなります。そのため、殺菌効果が高い薬を選ぶ方法が理想的だと考えられます。殺菌効果のある抗生物質が配合されているドルマイシン軟膏は、化膿しているお尻の出来物を早く治すために使うと良いと言われているもので、抗生物質が含まれている薬には、他にもテラマイシン軟膏があります。
セルフケアで膿出しをして早く治したい場合
お尻の出来物に膿があり、膿を早く取り除いて治したい場合には漢方の軟膏であるベルクミン軟膏を使用すると良いでしょう。
同じように膿を除去しながらお尻の出来物を治すためには、軟膏とは少し異なりますが、たこの吸い出しにも効果が期待できます。もしも炎症が酷いようであれば、副腎皮質ホルモンを含むフルコート軟膏を使用すると早く治すことができると考えられます。
このような薬の中から、自分の症状や肌に合っていると感じるものを選びましょう。
お尻や股の出来物セルフケアの注意点
お尻にできる出来物が、ニキビや毛嚢炎といったものであれば、市販薬で治すことができますが、毛嚢炎が進行しておできになった場合や、粉瘤と呼ばれる出来物になった場合などには自分で治療できないことがあります。見分けることは困難なことが多いので、薬を使ってみても改善されない場合や、繰り返し同じ場所に出来物ができてしまう場合などには一度病院で診てもらうことをお勧めします。
適切な治療を行わないと治らないことも・・・
おできや粉瘤の場合には内服薬や手術など、病院でなければ行えない治療法を用いてアプローチすることが必要となるため、自分で市販薬などを選んで使っていても治すことができません。
繰り返しお尻に出来物ができないようにするためにも、皮膚科を受診するようにしておきましょう。
お尻の出来物がニキビや毛孔性苔癬といったものである場合は、それほど心配するものではなく、治療が必要ということは稀です。市販の簡単にできるピーリング剤などでケアするだけで、綺麗な状態に改善できるので、薬だけでなくケア商品も試してみると良いでしょう。
